リコーダーのモデルについて

材質』について、大体の内容を読んでいただけたのなら、次は『モデル(メック社)』について簡単にご紹介させていただきたく思います。

↓リコーダーの種類

ロンド(合奏用)モデル
(ソプラノリコーダー 〜 グレードバス)

かつては“ツユモデル”と呼ばれていて、メイプル材を使用したモデルです。クセのない暖かい音色なので、合奏に適している。

ロッテンブルグ・モデル
(ソプラニーノ 〜 バス)

メックの中でもメインの商品で、当店でも人気の高いモデルです。
表示は『独奏用』となっておりますが、独奏だけでなく『合奏用』にも使用されてます。

ステンベルゲン・モデル

バロック時代に活躍していたオランダの製作家で、名器とされている『フランス・ブリュッヘン氏(演奏家)』所蔵のモノをコピーしたモデル。
ウインドウェイが狭く、吹いたときに、いい意味で抵抗感を感じます。
音質がつまっていて、重厚感のある音色です。独奏向きのモデルです。

ステンズビー・モデル

バロック時代にイギリスで活躍していた製作家のモデルで、“ステンベルゲン”と同じようにブリュッヘン氏所蔵のものをコピーしたモデル。
独奏向きのモデルです。

オトテール・モデル

オットテールモデルもバロック時代に活躍した製作家、音楽家の一族の名前から取ったモデル。
リコーダー以外にも木管楽器全般や弦楽器の製作から、改良に当時かなり寄与した人々である。
独奏向きのモデルです。

キンセカー・モデル

ルネッサンスに残っている有名な「笛の楽園」のような曲を吹くために向いているリコーダーで、低音部の穴がシングルになっているため、当時の曲を吹くのに適している。

デンナー・モデル

現在のドイツで当時活躍していた製作家のモノをコピーしたモデル。
完全独奏向きです。

ルネサンス・モデル

リコーダーはバロック時代に活躍した楽器ですが、それ以前のルネサンス時代に活躍していたモデルです。
ボリュームは若干小さいが、丸みのある音色で他楽器ととけこみやすい特徴がございます。

エラート・モデル

20世紀の製作家の一人で、独自に開発したモデル。
とにかく大きな音がするので、室内楽団と一緒に合奏しても負けないほどです。






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