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18世紀の名著「フルート奏法」の著者として知られる名フルート奏者で作曲家のヨハン･ヨアヒム･クヴァンツが、1759年に自費出版した力作のフルート二重奏曲全6曲をリコーダーで本格的に演奏出来るように編纂された曲集です。
本書は各曲が基本的に見開きページでレイアウトされていてめくりの煩わしさから極力避けることが出来ます。
この時代の装飾音奏法、またリコーダーによる強弱の奏法解説と替え指について、日本を代表する名リコーダー奏者である著者が丁寧に解説しています。
クヴァンツのオリジナル序文は荒川恒子氏の翻訳で全文掲載しています。著者が録音した全曲演奏CDが発売されています（マイスターミュージック MH-3040）。